TMPGEnc MPEG Smart Renderer 4 試用 [デジタル]
2012/08/01
「TMPGEnc MPEG Editor 3」 の次期バージョン、「TMPGEnc MPEG Smart Renderer 4」 が発表されました。発売は8月3日からのようですが、先行公開された体験版を軽くですが試用してみました。
実際 MPEG4-AVC 動画のカット編集ができますよと言われても、フルHD の MPEG4-AVC ではシーク動作からして相当に重いです。一度エンコードしてしまったMPEG4を 「どうしても」 もう一度カット編集し直したい時に、非常手段として使う程度になりそうです。HDD節約目的で 「まずは AVC でエンコードしておいて、後でカット編集すればいい」 といった運用はちょっと無理そうです。
もちろんこれはソフトの側ではなく、MPEG4-AVC というフォーマットの側の問題なんでしょうけど。
もう一つの注目点は、音声が MPEG2 AAC の無劣化編集に対応したところ。
ただ、体験版(v4.0.1.3) で手持ちの素材を出力してみたところ、Windows 7 の Windows Media Player 12 では、
なぜか音声が再生されず無音状態 でした。 (解決 →後述)
VLC media player (v1.1.12) で再生しても無音。 TME や TE4 で再度読み込ませると音声が確認できたのでファイルとしては出力されているようです。
そしてなぜか Media Player Classic (v6.4.8.3) では再生できました(笑)。 謎です。
そういえば Windows 7 の SP1 リリース時に AAC再生問題なんてのが話題になりましたけど、それと同じ類の問題なのかどうかはわかりません。ちなみに当方の Windows 7 は SP1相当ですが、その問題を回避するために WMPの音声周りの一部DLLを無印(旧バージョン)のものに入れ替えてます。 ファイルコンテナの問題か、実データの問題か。。。厄介なフォーマットなのかもしれません。
元の素材は再生できるのに無劣化出力したファイルが再生できないのでは困るので、何かしら更新されるのを待ってから購入することになりそうです。
追記: MPEG-PS (*.mpg) でなく MPEG-TS (*.m2t) で出力させれば問題ないようです。 TME3 の感覚のまま PS出力していたのがいけなかったみたい。 プレーヤーによって再生の可否が違うのはファイルの問題でなくプレーヤーの仕様(柔軟性)の問題のようです。
それにしても完成品がTSってのは慣れるのに時間がかかりそう。 素材と間違えそうで。。(汗)
謎のダイアログ [デジタル]
2012/06/28
Firefox でニュースサイト(の記事)を見ようとすると、なぜか必要のない認証を要求するダイアログが現れることがあります。 下は東奥日報の個別記事を開いてダイアログが現れたときの様子。
「https://search.toonippo.co.jp の "128.xxx.xxx.xxx" に対するユーザ名とパスワードを入力して下さい」 ・・・いや、そう言われましても。。
このサイトのほか、産経系のニュースサイトや、先日は ASCII.jp のトップページでお見舞いされたり。
原因を探るべく、試しに別のブラウザで開いてみたところ問題はなし。 うーむ Firefox 固有かぁ、とほぼ諦めていたのですが、、、もしやと思いアドオンの Speed DNS を外してみたところ ・・・ あっさり直りました。(笑)
原因はどうやら表示したページ内にある、認証を必要とするページヘのリンクを Speed DNS が先読みしてしまっていたため、だったようです。
(丸印が認証ページへのリンク。同じサイトでもリンクのない記事ではダイアログは現れない)
そういえば最近は新聞社のサイトでも会員制や有料限定の記事が増えてますが、そんな事も関係しているんでしょうか。(もちろんサイト側に責任はありません。念のため)
多少未練はありますが、無くて困るものでもないので Speed DNS は無効化することにします。
Firefox の勝手なメモリ解放を抑止する [デジタル]
2012/05/07
Firefox の最近のバージョンでの困り事。別のタブで開いておいたページを あとで見ようとすると何故かページ内の画像が消されていて、いちいち(おそらく)キャッシュから読み直そうとします。
データの小さな普通のページでは何も起きないのですが、大きな写真をいくつものタブで開いて切り替えながらチェックするような作業では画像が消えてしまう。
待たされるのでイライラするし、その瞬間CPUも食われシステムが重くなるので作業効率もガタ落ち。 う~む、どうしてくれよう。。
どうやら原因は最近の Firefox が 「ウリ」 としているメモリ節約機能。アクティブじゃないタブに使われているメモリをほぼ即座に解放(開放)して全体の消費メモリを抑える、という仕様に変わってしまったため。いや~困りますよ。ありがた迷惑です。もちろんそれで一般的には 「軽く」 なるんでしょうけど・・・。
とりあえず、「about:config」 でメモリキャッシュを増やすも、効果なし。ググっても、いかにメモリを節約するかという記事ばかりでまるで参考にならず。仕方がないので config の各項目をしらみ潰しに調べること数時間(微妙な長さ)・・・ ありました。
「image.mem.discardable」 こいつを既定の true から false に変更することで、非アクティブタブのメモリが解放されなくなりました。 discard は 「捨てる」 の意。
「image.mem.min_discard_timeout_ms」 は 10000ms。 10秒 で消えちゃうってこと?
あと、メモリキャッシュの量(browser.cache.memory.~)も適当に増量しました。
ちなみに、以前のバージョン・・・手持ちの Firefox 5 では 「image.mem.discardable」 は同じく true だったものの、「image.mem.min_discard_timeout_ms」 の規定値が 120000(120秒)と長かったため、メモリ解放はされるものの即座ではなかった、ということのようです。
それにしてもこのご時世(64bitなら)メモリなんて余裕あるのだから、 OS が 32bit か 64bit かに応じてインストール時に true と false に分けてくれればいいのに、と思ってみたり。
バッチエンド [デジタル]
2011/12/31
生成データの名称やサイズを判定して自動でリネームし振り分けるだけのバッチファイルに延々2ヵ月近く費やしてようやく完成。 代償としてその自動処理を待つファイルが大量に滞留。。
そんな年越し。
ログイン不調 と NoScript [デジタル]
2011/12/01
最近どうも PCまわりでトラブルが続く・・・
■ ファイルコピー時に謎のフリーズ頻発
→ それまで使っていたマルウェア対策ソフトを削除して解決
■ Firefox 8 が特にスクロール時にやたら固まる
→ アドオン AutoPager をやめ Autopagerize に変えて解決
いずれも何かを新しく導入したわけでもなく、いつものソフトをいつものように更新させたらここにきて突然、という不運ぶり。
そして今度の悩みの種は 「突然のログアウト」。 Google、Amazon、テレビ王国、etc・・・ ログインしても半日と保持出来なかったり、Google に至ってはそもそもログインすらできない(なぜか特定のページを経由すると可能になる) という困った状態。
Firefox のクッキーを全削除してみたり、プロファイルフォルダを作成し直したり、いろいろ原因を探って行きついたのは、何のことはない、またも NoScript だった ・・・模様。
NoScript 内 「詳細設定 → HTTPS → Cookie」 にある 「自動セキュアCookie管理を有効にする」 のチェックを外してみたところ、あっさりログイン成功。同じメニュー内に例外サイトを直接指定できるようにもなってますが、ひとまずこれで解決か。
それにしても NoScript には XSS とかイロイロお節介機能の追加でこれまで何度となく 「原因不明の〇〇」 な目に遭ってきたが、そうはいってもありがたいアドオンではあるので、今さらやめるわけにもいかず。
ご参考までに。